ディアマナアリスレイに始まり国内各社新シャフトが登場しています。
今回、同条件のウッドを3本作ることができたので書きたいと思います。
今回、同時に交換したのはディアマナアリスレイ73・ランバックス7Z08・クワトロテックMD-7共に
フレックスはSで長さ45インチ グリップNO1です。
アリスレイ 327g D1.9 254cpm
7Z08 323g D2.2 271cpm
MDー7 323g D2.3 260cpm
ヘッドが異なるので多少比較にならない部分もありますが45インチ 約D2のセッティングです。
振動数計で一番硬く表示されたのは7Z08でした。通常の考え方でいうならばSX相当の硬さになるかもしれません。MDは標準的なSのかたさでアリスレイは柔らかい数値がでました。
アリスレイに関しては通称黒マナ(ツアー選手が使っているもの)と一部のホームページで報じられていますが全くの別物です。私自身2ラウンド使用しましたが、今までのディアマナの中で一番しなるタイプのシャフトです。
弾き系のMシリーズに高弾道と飛距離を求めたい方向けと言えるでしょう。アリスレイをどうしても使いたくてヘッドスピードのある方はフレックスをあげた方が良いと思います。
MDはクアトロテックとの兄弟バージョンとも言えるでしょうか?従来のクワトロテックは手元に4軸シートを巻き付けたタイプで手元の剛性が高いシャフトです。今回のMDは4軸シートを先の方に巻いたタイプとなり手元付近からしなる感じがあります。前モデルは同じ先調子でもシャフト戻りが速く最大飛距離が望める反面、捕まりすぎて曲がるケースが多いシャフトでした。今回のMDは最近の大型ヘッドを意識したモデルとなっています。大型ヘッドは重心距離が長くヘッドが返りづらいと言いますが最近のヘッドは技術と共に捕まりの良い大型ヘッドが増えています。そこで今回のMDは戻りを少し遅くしたたいぷとなり大型ヘッドで左に行く方には合いそうな感じです。弾道もやや押さえられるとの事です。前モデルは手元が重いためバランスが軽め MDは先が重いのでバランスが重めに出ます。
さて、7Z08ですが・・・・全くわかりません。ワッグルしかできないので・・・結構ハードなシャフトです。タイミングでスイングするタイプより叩く系のスイングではないでしょうか?
7Z08ちょっと使って見たくなる印象です。