作業の早さも重要

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数年前までは1日に数本はリシャフトがあったキャロウェイやタイトリストのスルーボアリシャフトが久しぶりに来たので書いてみます。タイトルで ”早さも重量” と書きましたが、これには色々な意味があります。もしスピードを競うのであればウッドのリシャフトは15分あれば出来ると思います。15分??と聞くと手抜き?!などと言われるかもしれませんが・・・・・


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ゴルフブーマーではスルーボア加工の時は最後にシャフトを研磨してソール面と合わせます。ソールが塗装で無い物以外はこの方法で作業します。これはパーシモンのシャフト交換とほぼ同様です。シャフト接着前にチップを斜めに研磨する方法もありますが、最終的にキレイに面が合わない場合があります。ある程度斜めにカットして最後に研磨の方法もありますが、時間がもったいない。

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ソール研磨の作業でタイトルの”早さ”の重要性が出てきます。ソールはベルトサンダーで研磨しますが小型の物や出力の小さいベルトサンダーでは時間がかかり摩擦による熱が高くなり接着強度に問題が出ます。 この作業は15秒もかかっていないと思います。ゴルフ工房で大型の機械を持っているところはコスト的にも少ないと思いますが技術と同じぐらい道具も大切だと思います。技術さえあれば工具は無くても出来る!っと思っていた時期もありましたが。また信頼できる工房の条件としてパーシモンのチューンナップが出来る職人がいる事も重要だと思います。パーシモンチューンナップの技術が現在のシャフト交換にも生かされている事は間違えありません。タイトリストの905や907はパーシモンのシャフト交換技術があれば簡単に出来ることですし・・・・

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研磨が終わりシャフトチップのプラグも取り付けた状態です。この状態からシャフトカット・バランス調整・グリップ装着などあるので最終的には1時間ほどはかかっているのですが・・・・・(途中休憩もいれて)

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